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歯科医師として歯のケアで大切にしていることとは?

宮前区鷺沼の歯医者さん
はるまちざか歯科・矯正歯科デンタルコラム

こんにちは!副院長の三浦です。
今年は想定外に桜の開花がゆっくりですね。はるまちざか歯科・矯正歯科の目の前の桜並木はもうすぐ満開になりそうです。
長く桜を楽しめて嬉しいです。患者さまもお写真を撮ったり、眺めたり楽しんでくださっています。

病院の前の桜並木です

歯のケアで大切にしていること

さて、久しぶりのコラムは先日友人の音声配信Voicyでお話させてもらったことについてです。もう1月のことですが友人に誘ってもらい、彼女のVoicyで歯のケアについて対談しました。
せっかくなのでこちらのコラムでもその話をシェアさせてください。

対談の中で『歯科医として自分の歯のケアでいちばん大事にしていることは何?』と聞かれたのですが、兎にも角にも『毎日の歯磨きがいちばん大事!』です。

え、そんなことでいいの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。現に友人もそんなシンプルなことでいいんだねーと話していました。

虫歯や歯周病の予防には『歯科医院で行うプロフェッショナルケア』と『毎日のホームケア』の両方が必要です。定期的な歯のクリーニングや検診をしていても、毎日の歯磨きがしっかりとできていなければ虫歯や歯周病になるリスクは高いままなのです。

びっくりしてしまいますよね。定期的に歯のクリーニングに通っているから、虫歯や歯周病にならないということではないのです。
(もちろん、歯医者さんのケアもとっても大切ですよ!)

具体的にはどんなこと?

①食べたら歯を磨く

まずは本当に基本的なことです(笑)。食べたら歯を磨きましょう。
歯についた汚れは時間の経過とともにネバネバしてきて、歯ブラシでの歯磨きではなかなか取れなくなります。

外食をしてすぐには磨けないということもあるかと思いますが、帰宅したら一度お口の中をリセットするために歯磨きをするのがおすすめです。

※食べ方や食べるものでも虫歯のリスクは変わってきます。詳しくはこちらのコラムを読んでみてください。→→→ だらだら食べが虫歯の原因?

②歯の染め出しで磨き方をチェック

一般的にこんな歯磨きの仕方がいいですよ〜という情報はたくさん目にすると思いますが、実際に大切なのはご自身にとって効果的な歯磨きの方法を知ることです。

磨き方のクセや歯並びの状態、食生活や習慣によって、磨き残しの状態は十人十色です。まずはご自身がどれくらい磨けているかを染め出しをして確認してみましょう。
そしてどんな歯ブラシをどう当てたら綺麗に磨けるのかを実際に試してみましょう。正しいとされている磨き方も、きちんと汚れが落ちていなければ意味がありません。

はるまちざか歯科・矯正歯科では歯磨き練習の時はもちろん、歯のクリーニングの時にも染め出しをしています。そしてクリーニングの前にどこに磨き残しがあるのか鏡で見ていただき、実際に患者様自身に歯ブラシやフロスを使って色々と試す時間を設けています。
歯のケアと一緒に歯磨きもスキルアップしていきましょう♪

③効率よく歯を磨けるツールを使う

歯ブラシの種類は本当にたくさんありますが、実際には毛が硬すぎたり、逆に柔らかすぎたり、毛の部分が大きすぎたりと上手に歯を磨けない歯ブラシもあります。

毛にコシがあって、ヘッドが大きすぎず、毛が硬すぎず・・・なかなかコレというものが見つからない場合は、ぜひ歯医者さんにご相談ください。はるまちざか歯科・矯正歯科でも患者さまにぴったりの歯ブラシやフロスをご紹介していますのでお気軽にご相談くださいね。

ちなみに、わたしのおすすめは普通の歯ブラシと、プラウトというワンタフト歯ブラシのダブル使いです。歯磨き粉はリナメル、そしてフロアフロス。

歯ブラシのダブル使いは一見めんどうに思えますが、歯と歯の間や、矯正装置の周り、凸凹した部分などはプラウトで磨き、その後に普通の歯ブラシでさっと磨いた方が短時間で綺麗になるんですよ♪

詳しくはまたコラムに書きますね

お馴染みの染め出し液。お好きな味をお選びください♪

はるまちざか歯科・矯正歯科
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