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だらだら食べが虫歯の原因?

〜宮前区鷺沼の歯医者さん、はるまちざか歯科・矯正歯科デンタルコラム〜

こんにちは。副院長の三浦です。

長い梅雨が明けて、夏らしい日が続いていますね。
我が家の子供たちは、短い夏休みに入りました。短い割に宿題が多くてびっくりしています(笑)
今年は制限がありますが、夏らしいことを一緒に楽しみたいなと思っています。

虫歯になりやすい食べ方

さて、外出自粛や休校期間が開けて、久しぶりに定期検診という方が多くいらっしゃいました。今までは虫歯がなかったのに、今回虫歯ができていたという方が少し多かったなという印象です。
歯のクリーニングや虫歯のチェックがなかなかできないうちに、虫歯が進行してしまったと考えられますが、もうひとつ気になったのが、STAY  HOME中の食習慣です。

□ 家で過ごす時間が増えて、何かと口にしている時間が増えた。

□ 在宅ワーク中の間食が増えた。

□ ついついお菓子を食べ過ぎてしまう。

□ カルピスや炭酸水を飲むことが多かった。

□ ジュースや糖分の入ったカフェオレなどよく飲んでいた。

などなど…当てはまる方も多いのではないでしょうか。

食べる頻度がポイントです

実は飲食の頻度が高くなればなるほど、虫歯ができやすい状態になります。
こちらの図を見てください。

もともと口の中は一定のPHに保たれています。
しかし、食事をすると食事に含まれる糖分を餌にして口腔内細菌が酸を作り出します。その結果口の中が酸性に傾きます。

お口の中が酸性に傾く(PH値が低くなる)と、歯の表面が溶け出します。通常は唾液の作用で中和されて安全なPH値に戻るのですが、砂糖を含む食品や炭酸水などを頻繁に口にするといつまでもPH値が低いまま。

この状態が長く続くと虫歯が進行していってしまいます。

上手に間食をとりましょう

間食をする場合は、時間を決めてメリハリをつけて食べるようにすると良いですね。もし一緒に飲み物をとる場合はノンシュガーのお茶類がおすすめです。

また、乳酸飲料や炭酸飲料は口の中を歯が溶けやすい環境(酸性の状態)になりやすいので、水分補給でこまめに飲むことは控えた方が安心です。

もし食べ過ぎちゃったなぁと思った時は、まずはサッと歯磨きをしてお口の中をリセットしましょう。

〜鷺沼駅から徒歩3分〜
はるまちざか・歯科矯正歯科
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